シンプルなオープンタイプのクローゼットです。シャツやジャケットと一緒にコートなども掛けられる仕様になっています。上部には普段使わない荷物等を収納できる棚を取り付けました。
【木材】
2×4(ツーバイフォー)材 8フィート(38×89×2438mmの木材) ・・・3本
棚板用木材(シナランバー) 910×1820 21mm厚 ・・・1枚
【金物等】
ディアウォール ・・・3セット
ステンパイプ (外径25mm、長さ910mm) ・・・3本
ステンパイプ用ソケット (サイズ25) ・・・6個
L型棚受け(150×200) ・・・4個
ビス ・・・金物に付属してある場合は付属品を使います。
【工具】
インパクトドライバー(もしくは、手回しドライバー)
コンベックス(巻尺・スケール)
脚立
【あると便利なもの】
下地センサーもしくは下地探し
ステンレスパイプカッター
棚受け金物について
今回使用する金物は、KGY工業のL型棚受けです。(左写真参照)
金物一個に付き、約36kgまでの荷重に耐えます。
非常に安価で、使い勝手の良いものなので、オススメです。
取付用のビス付き。
メーカー名:KGY工業
サイズ:W200 mm × H150 mm × 厚み35mm
設置したい部屋の天井の高さを測ります。大抵の住宅は天井高が2.4mほどですが、ディアウォールで柱を設置する為には天井の高さを一度確認する必要があります。コンベックス(巻尺・スケール)を使って、実際設置する部分の天井の高さを測ってみましょう。
天井の高さを測ったら、ホームセンターに行って材料を買います。(※用意するものリストを参照)
「ディアウォールの設置方法」ページで紹介しましたが、使用するツーバイ材の長さは、
天井高さ - 38mm(もしくは40mm)
でした。仮に天井高さを2.4m(2400mm)としますと、使用するツーバイ材の長さは「2362mm」です。
2362mmをまかなえるツーバイ材の長さの規格は、8フィート(約2438mm)というものがあります。
大抵のホームセンターでは、ワンカット30~50円で木材のカットをしてくれるはずですので、8フィートのツーバイ材を3本買って、カットしてもらいます。
②-2 棚板を用意する
また、棚板に使用する材料も一緒に用意しておきます。
今回は棚板の材料に「シナランバー」という材料を使用します。(右写真参照)
シナランバーとは、軽量で加工しやすく、日曜大工や工作材としても幅広く使われる合板です。
棚板のサイズは、
幅910mm、奥行き450mm、厚さ21mmで2枚用意します。
(ツーバイ材と一緒に、ホームセンターで切断加工してもらってください。)
それでは、いよいよディアウォールの出番です。
「ディアウォールの設置方法」と、「壁から離れて設置する際の注意点」参考に、ディアウォールで3本の柱を立てていきます。
※柱を立てて、ちょっとゆるいなと思った場合は、ディアウォール付属のパッキンを使って調整してください。
無事柱が立ったら、下の図面を参考に、ステンレスパイプと棚板の設置に挑戦です!
もちろん、設置する部屋の天井高さによって若干異なりますので、微調整はお好みで。
金物を取り付けたら、棚板・ステンレスパイプを設置します。
お疲れ様でした!完成です!棚板の数やステンパイプの数をお好みでカスタマイズすれば、オリジナルのオープンクローゼットになりますので、是非挑戦してみてくださいね。