取り付ける場所の天井の高さから、38mm(詳しくは【参考】※1参照)短くカットした2×4(ツーバイフォー)材を、ホームセンターなどで用意します。
カットは自分でやってもOKですし、ホームセンターで1カット30円~50円程度でやってくれるところもあるので、相談しても良いですね。
※2×4(ツーバイフォー)材
アメリカの2×4工法に使われる木材の一つで、断面のサイズがおよそ2インチ×4インチであることからこう呼ばれます(断面寸法約38mm×89mm)。
比較的安価で、ホームセンターなどでも手に入れやすいことから、DIYの材料として重宝されています。
床から天井まで突っ張る場合、パッケージの説明では、使用するツーバイフォー材の長さは、
天井の高さ -45mm
と書いてあります。しかし、色々調べたところ、「45mmでは短くて、しっかり突っ張れない」「スペーサーを挟んでもちょっとゆるい」という声も多く、筆者が最初に設置してみた際も、-45mmだと確かに短く感じました。それでは、何mmが一番良いのでしょうか。
結論から言いますと、
天井の高さ -38mm
がちょうど良いと思います。詳しくは、下の図面と解説をご覧ください。
ディアウォールは上パッドにのみスプリングが内臓されており、下パッドにはありませんので、それぞれ厚みが違います。
まず、図面から各パッドの厚みを調べてみます。
上パッドのスプリングを最後まで押し込んだ場合の厚みが約21mmで、下パッドの厚みは約14mmでした。
つまり、ツーバイフォー材の長さは、天井の高さ-35mmだと計算上ぴったりですが、実際は取付する際の余裕も見ておかなければなりません。
付属のスペーサーは厚さ2mmのものが2枚入っていますので、4mmはあとで調整可能なことを考えると、使用するツーバイフォー材の長さは、天井の高さ-38mmで切っておくと良いです。
この数値は、筆者が-45mm、-40mm、‐38mmで切断し、試行錯誤した結果に基づいています。
ただし、-38mmですと最初からスペーサーを必要としないくらいぴったりな寸法ですので、初めての方には、余裕が無さ過ぎて設置が難しく感じるかもしれません。
その場合は、-40mmで切っておくと良いと思います。
是非参考にしてくださいね。